朝鮮自治区 2014 7 5

 最近は、日本では、韓国や北朝鮮のニュースが多くなっています。
さて、朝鮮半島の未来は、どうなるか。
基本的には、「朝鮮自治区」という方向です。
 将来、この自治区が成立したら、
政治的にも軍事的にも重要な地域なので、
北京からは、政治局員クラスの書記が、
朝鮮自治区の指導者として送り込まれるでしょう。
 最初に結論を書いてしまいましたが、
そうなる前に、多くの原因があります。
 私は何度も書いていますが、復習の意味で書きましょう。
太平洋を川に見立てると、朝鮮半島は、
中国から、どう見えるか。
 アメリカや日本という民主主義国家が、
朝鮮半島に「背水の陣」を敷いているように見えます。
 兵法の国である中国としては、
このような陣形は、なんとしてでも解消したいところです。
 ところが、韓国が、勝手に中国に擦り寄ってきて、
このような陣形を弱めています。
 本来であれば、韓国に工作員を送り込んで、
韓国と日本を離反させ、
さらに韓国社会の底流に流れている反米にも火をつける必要があります。
 ところが、韓国では、
大統領自らが、このような工作員役を買って出るという状態になっています。
 そういうわけで、「朝鮮自治区」構想は、さらに加速するということで、
中国としては、実に望ましい状況です。
 朝鮮半島が、このような状況ですから、
中国は、「台湾省」の実現に向けて専念できるというわけです。
 日本人としては、反日が「生きがい」となった韓国に対して、
北朝鮮以上に「困難さ」を感じているわけで、
「いっそのこと朝鮮半島が朝鮮自治区になって、
朝鮮半島のことは、中国共産党指導部が窓口になった方が、
まだ交渉しやすい」と考える人も出てくるかもしれません。

自滅外交 2013 5 26

書名 Newsweek 2013 5.28 ニューズウィーク日本版
     韓国の自滅外交 韓国「日本叩き」の代償
     歴史問題を口実に日本外しを目論む
     韓国「近視眼外交の末路」

 アメリカ戦略国際問題研究所の太平洋フォーラム研究員の
ミラー氏の記事を引用しましょう。

 それは「あり得ない」展開だった。
訪米した韓国大統領の朴槿恵が5月7日の米韓首脳会談で、
「日本政府は韓国植民地化の歴史を
十分に認識し、反省していない」と非難したというのだ。
 なんとも思い切った、
しかし、子供じみた発言である。
当然、日本にもアメリカにも困惑が広がった。
 それは、限定的であれ、
「日韓両国の関係改善を仲介し、
北朝鮮への対処で足並みをそろえたい」というアメリカの思惑を
踏みにじるものでもあった。
 韓国大統領のワシントン訪問に先立ち、
アメリカ国務省は、わざわざプレスリリースを用意し、
「アメリカは、この地域の国々、
特に同盟国である韓国と日本の強固で建設的な関係こそが、
平和と安定を推進し、
これら諸国はもちろん、
アメリカの国益にもかなうと信ずる」と強調していたのだ。
(引用、以上)
 日本のマスコミは、不思議なことに、
韓国大統領の訪米は大成功だったような論調で報道していましたが、
私は、「失敗だっただろう」と思っていました。
 「それは、あり得ない展開だった」
このセリフは、私も言いたい。
 私は、韓国における反日感情の高まりを心配していましたが、
日本における韓流スターの大活躍による「韓流ブーム」で、
日韓友好が盛り上がり、実に、よい方向に向かっていると安心していたのですが、
2012年の夏、当時の李大統領が竹島に上陸したことにより、
すべてが、ぶち壊されてしまったのです。
 しかも、李大統領が、日本の天皇に対して、
「日王よ、謝れ」と発言したと伝わっています。
 実は、これでも、ソフトな発言に変換されていて、
本当は、「日王よ、土下座しろ、謝れ」など、
下品な言葉を連発したということが、インターネットで広まっています。
すべては、2012年の夏に終わっているのです。
 ミラー氏は、こう書いています。
「韓国が元の立ち位置に戻るとすれば、
それは、韓国経済に何かが起きた場合だろう。
 経済の悪化で、ローン返済に苦しむ家庭が増えるといった事態になれば、
外交面で騒ぐ余裕はなくなる」
 私は、こう考えています。
数十年後には、中国の国境が、日本の対馬沖まで迫ってくる。
つまり、その時には、朝鮮半島は、中国の「自治区」になっているということです。
今後、韓国は、中国の属国化が加速すると思います。
 そういうわけで、Newsweekのタイトルである「韓国の自滅外交」は正しいのです。
そもそも、アメリカは、韓国を守る「経済的なメリット」はあるか。







































































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